メンタル・イデア・ラボの本城ハルです。
今回は職場などで感じる『困った・・・』を3回に渡って書こうと思います。
職場であなたの周り、あるいはあなた自身、こんな困った感はありませんか?
言われたこと“だけ”しかできない。 → 例)コピーをお願いしたら(されたら)コピーする“だけ”。順番を揃えたりクリップする配慮はない。ひどい時は報告すら忘れる。 報・連・相がなく、自分勝手に進めてしまい、間違いがあって指摘しても認めない。謝れない、他者のせいにする。 定時を頑なに守ろうとし、周りの同僚などの仕事進捗状況を見て言葉をかけたりしない。 電話を受けながらメモが取れない。 何度も同じ注意をしてもまったく直らない。 融通が利かず気分変調が激しい。 無礼不躾な態度や言動をして取引先や上司を怒らせる。 決めつけが多く、話をすると不快な気分になる。 冗談がまったく通じない。 ざわついた中で会話が聞き取れない。 話している言葉を言葉として認識できても意味がわからない。 自分のやり方を曲げず、変化や新しいやり方を取り入れない。
これらは一括りに性格や性分、場合によっては無能と思われがちですが、ひょっとしたら『大人の発達障害』かもしれません。
見えない脳の発達の偏りや認知の違いから、自身や周りの人たちにさまざまな困り感が現れてしまう発達障害。
次回はその中でもADHDとASD<自閉症スペクトラム(アスペルガー)>にフォーカスし、なぜそのようなことが起こるのかと、その対処例を書いていきたいと思います。