『忙しい』はキライ

メンタル・イデア・ラボ、AEのスミです。今月5日は投稿できず大変申し訳ありませんでした。本城は、あまりの多忙さにちょっとコラムの執筆が遅れております。重ねてお詫び申し上げます。

3月になり東京では春一番が吹きました。もうすぐそこまで春が来ている陽気になりました。とは言っても、まだコートやダウンジャケットは手放せませんが・・・。

そして人事異動の時期でもありますね。新入社員を迎える準備もしていたり決算だったりと、年度末は嫌でも毎年何かと忙しくなります。

本城が珍しく超多忙ということで、この『忙しい』について書こうと思います。私は個人的に『忙しい』という言葉は好きではありません。なぜかというと、『りっしんべんに亡くなる』と書きます。『りっしんべん』は心の働きに関する漢字に多く使われ、『忙しい』とは『心が亡くなる』ことを意味しているからです。その意味を知った時、軽い衝撃が走りました。

忙しい人を見ていると、確かに気持ちに余裕の無さを感じて、話しかけるのも憚られる雰囲気です。何か話しかけようものならキツい物言いで返されそうですよね。ただでさえ人手不足で余裕のない人員の部署が多いだけに、目の前の業務にそれこそ『忙殺』されている人もいるのだろうと想像します。パワーハラスメント、モラルハラスメントの温床にもなりかねません。

でも、そういう状態になることは誰にでもありますよね。私も『忙殺』『多忙』状態になることがあります。その時は大概集中していることが多いので、その集中を乱されることが苦痛になります。そして時間に追われている感覚を持っています。そういう状態の時に何か話しかけられると、ついキツい言葉を発してしまったり、ぞんざいに対応してしまったりしがちです。その時は、後で後悔の念に駆られたりします。

当たり前ですが、そういう時はひと息ついた時に「さっきは申し訳なかったね」とフォローするように心がけています。相手が「あぁ、こっちも忙しい時に悪かったね」と言ってくれた時は本当にホッとします。感謝ですね。

今は在宅ワークなどでオフィスにいることも減ったと思うので、あまりそういう会話はしなくなったかもしれませんが、その分、別のプレッシャーがありそうです。

カリカリしても生産性は上がりませんから、どうしたら効率よくできるか、に知恵を絞ったほうが良さそうです。何よりもカリカリすること自体、苦痛で不快なものです。私は忙しくなってきたなと感じたら、カリカリする前に業務を小説のパラグラフのように区切り、区切りごとにちょこちょこ小休止を入れるようにしています。人によりますが、私の場合、連続してやっていると集中力が切れやすいのです。小休止を入れることで、集中力が持続しやすいことに気づきました。

以前、本城もコラムで書いていましね。ちょうど1年前あたりでしょうか、ポモドーロ・テクニックのようなイメージです。

すると不思議と忙殺感はなくなりました。そして明日やってもいいことは時間があっても明日に回したりもします。あえて今日はやらない、とすることも案外大事なことだと気付きました。今日を心穏やかに終わらせるために、です。腹八分みたいな感覚ですね。

とにかく心がトゲトゲしくならない範囲で収めるようにしています。トゲトゲしい心持ちでやった仕事はクオリティが低くなりがちですしね。

そして何より食べたいものを食べ、何にも追われない時間を作り、よく寝ることを心がけています(笑)

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