組織内パワハラ【1】

メンタル・イデア・ラボの本城ハルです。

パワハラとは直訳すれば、

『パワー(権力)をかさにハラスメント(迷惑)をかける』

ですが、迷惑などと軽い表現で済まされないことが多くあります。

一番の問題はパワハラをした側が「大したことじゃない」「大袈裟過ぎる」「間違ったことは言ってない(やってない)」「捉え方がおかしい」「精神的に弱過ぎる」と考えていることです。

「大したことじゃない/弱過ぎる」と思っていれば、自分の言動・行動に問題があるなど思いも及びませんし、ましては反省して行動・言動を見直そうなど1ミリも思いません。

だって、「自分は悪くない」ですから。

毎回待ち合わせに遅刻して他者を待たせる人は「そんなに待たせてない」「連絡はしたし」「自分ならそれくらい何とも思わない」「遅れてもちゃんと行くし」と他者の気持ちを考えず、自分本位な自分軸でしか考えていません。

パワハラ、モラハラの構図はまったく同じです。

「自分だったらそうは思わない」「自分ならそんなことはしない」・・・全部自分“だけ”軸です。

前回の“想像力”でお話ししたことでもあります。

厚生労働省は具体的にパワハラを、優越的な関係を利用し、労働者を虐待する行為として、次のように定義しています。

  • 身体的な攻撃
  • 精神的な攻撃
  • 人間関係の切り離し
  • 過大評価
  • 過小評価
  • 個の侵害

パワハラ・モラハラをはじめ、ハラスメントから自分を守るために知っておいてもらいたいことがあります。

次回はその対策を細かく見ていきましょう。

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